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CVD反応分科会主催第18回シンポジウム
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「各種透明導電膜の特徴と製膜技術」

開催趣旨
 透明導電膜は、電気と光を扱うデバイスでは不可欠な部材となっており、その進展により新たな付加価値を持つ種々のデバイスが実現しています。タッチパネル・タッチスクリーン等の透明なデバイス、フラットパネルディスプレイや面発光型照明等の電気から光を作るデバイス、そして太陽電池という光から電気を作るデバイスを支えています。ITOが代表格ですが、Inは希少元素であり、元素戦略の観点から多様な材料が探索・開発されてきました。また、高透過率、低シート抵抗という基本機能に加え、柔軟性、耐摩耗性、安定性などの付加価値もデバイスによっては重要となっています。
 今回は、無機酸化物、貴金属、有機導電体、およびナノカーボンと特徴の異なる材料の産学の専門家にお願いして、最新のトピックスをご紹介頂きます。更に、これらの材料を実用的に作りこむプロセスについてもご紹介頂きます。物性の大きく異なる材料を横並びで比較することで、特徴を明確に理解し、また共通する本質の理解を深める機会になれば幸いです。

主 催  : 公益社団法人 化学工学会 反応工学部会 CVD反応分科会
共 催  : CVD研究会
日 時  : 2013年2月26日(火) 13:00〜18:00
(終了後,懇親会を開催します。)
会 場  : 文京シビックセンター26階 スカイホール
       最寄駅:地下鉄 後楽園駅・春日駅(徒歩1分)

プログラム
12:30      参加受付開始
13:00〜13:05 開会あいさつ
13:05〜14:00 「酸化物透明導電膜ITO、AZOについての最新動向」
            名古屋大学・(有)アーステック 小島 啓安 氏
14:00〜14:40 「LPCVDによる高移動度フッ素ドープ酸化スズの開発」
            旭硝子株式会社 一色 眞誠 氏
14:40〜15:00 休憩
15:00〜15:40 「Mg水酸化物構造をもつ新規の透明導電材料」
            東海大学 本城 貴充 氏
15:40〜16:20 「Agナノワイヤを用いた透明導電膜の開発」
            大阪大学 菅沼 克昭 氏
16:20〜16:40 休憩
16:40〜17:20 「PEDOT/PSSの高導電化と透明導電膜への応用」
            山梨大学 奥崎 秀典 氏
17:20〜18:00 「2層カーボンナノチューブ透明導電フィルム」
            東レ株式会社 佐藤 謙一 氏
18:00〜19:30 懇親会
            会費一般:2,000円,学生:1,000円
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