CVD反応分科会主催第25回シンポジウム
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「原子層堆積/原子層エッチングの基礎と応用」
開催趣旨
エレクトロニクスを中心に原子層堆積(ALD)法,原子層エッチング(ALEt)法の研究開発が広く進められています。これは反応性ガスが表面に単層吸着して自己停止し,それに次の反応を起こさせる操作を加えることによって原子1層ごとに堆積や除去を行う方法です。極めて平坦な層を精密制御して取り扱えることから,膜厚,膜質,段差被覆性,選択性などに関して極めて有利であると考えられています。そこで今回は,ALDとALEtについて研究を進めている研究者に最先端の内容と共に,原子層成長・エッチング技術の基礎に立ちかえり,応用までを見据えた内容をご紹介頂くことと致しました。本シンポジウムが,ALDとALEtに対する理解を深める機会になれば幸いです。
主 催 : 公益社団法人 化学工学会 反応工学部会 CVD反応分科会
共 催 : CVD研究会,Cat-CVD研究会
日 時 : 2017年2月1日(水) 13:00〜17:45
(終了後,懇親会(有料)を開催します。)
会 場 : 東京大学 本郷キャンパス 工学部4号館3階41講義室(417号室)
プログラム
12:30 参加受付開始
13:00〜13:05 開会あいさつ
13:05〜14:05 「ALD/ALEtの基本原理と課題・展望」
霜垣 幸浩 氏(東京大学)
14:05〜14:35 「ALD反応炉内での原子制御型ドット堆積を目指したスプレー法の開発」
佐藤 宗英 氏(物質・材料研究機構)
14:35〜14:50 休憩
14:50〜15:30 「SiO2微細加工に対するQuasi-ALEアプローチの有用性」
田端 雅弘 氏(東京エレクトロン宮城)
15:30〜16:10 「プラズマと赤外光照射を用いた窒化膜の原子層レベルエッチング」
篠田 和典 氏(日立製作所)
16:10〜16:25 休憩
16:25〜17:05 「既存ALD材料の組合せによる高性能ガスバリア膜」
座間 秀昭 氏(アルバック)
17:05〜17:45 「室温原子層堆積法の開発とその応用」
廣瀬 文彦 氏(山形大学)
18:00〜19:30 懇親会(会場:東京大学工学部4号館3階44講義室(401B号室))
参加費:一般:2,000円,学生:1,000円
シンポジウムオーガナイザー
羽深 等 (横浜国立大学)
三浦 豊(株式会社アルバック)
川上 雅人(東京エレクトロン株式会社)
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