化学工学会 反応工学部会
反応場の工学分科会
化学工学会 反応工学部会
反応場の工学分科会
【設立趣意】
当研究会は,さまざまな大気圧プラズマ技術を用いたプロセッシング技術について,調査・研究を行う事を目的に設立するものである.大気圧下でのプラズマプロセッシング技術は,現在幅広く利用されている減圧下でのプラズマプロセッシング技術に対し、ワーク搬送や処理装置構成の自由度が大きく広がる等々,多様な応用分野の創出が期待されている.既に現在,大気圧プラズマを用いたプロセッシング技術は、誘電体バリア放電大気圧プラズマによるプリント配線板の表面クリーニングや樹脂フィルムの表面改質等の分野において,広く実用化されており,またそれ以外のさまざまな分野への応用の試みが活発に行われている.
当研究会では,現状実用化されている大気圧プラズマ技術やそのプロセッシング技術のみならず、様々な新しい方式の大気圧プラズマ技術や,またその応用分野としても工業製品の生産技術から環境技術における物質の処理技術等々まで幅広く捉え調査・研究を行う.
当研究会の活動としては、広く多様な参加者を募った技術講演会や見学会を定期的に企画・運営する.それらを通じ,技術シーズや応用ニーズの発掘、産産・産学のコーディネイト活動等を積極的に行い,またその実用化を積極的に支援するものである.
もって,日本もの作り産業の発展に資することを目的とする.
【本会の狙い】
・大気圧プラズマ技術の現状調査・把握.
・大気圧プラズマ技術やそのプロセッシング技術の新しい技術シーズや
応用ニーズの発掘、および出会いの場の提供.
・大気圧プラズマプロセッシング技術に関する新たな研究開発テーマの創出.
【活動概要】
・年数回の講演会・工場見学会を開催する.この際には、技術交流会も行いシーズ/ニーズの
出会いの活発化を促す.また、必要に応じてシンポジウム等を開催する.
・特定の課題については,ワーキンググループを設置,その発展として賛同者による共同研究開発を
実施する.
・研究会活動をまとめた書籍の出版を行う.
【これまでの活動実績】
2008年8月28日第1回講演・見学会
テーマ:「大気圧プラズマ技術の現状と応用」
会 場:日本エリコンバルザース(株)平塚工場
2008年11月21日第2回講演・見学会
テーマ:「近未来の大気圧プラズマ技術」
会 場:(株)日立オートモーティブシステムグループ群馬事業部
2009年3月27日第3回講演・見学会
テーマ:「千葉工業大学における大気圧プラズマ技術の紹介」
会 場:千葉工業大学津田沼キャンパス
2009年9月14日第4回講演会
テーマ:「大気圧プラズマ技術の殺菌・滅菌・空調設備等への応用
会 場:千葉工業大学津田沼キャンパス
2009年12月8日 第5回講演・見学会
テーマ:「微粒子が拓く、製品の表面及びエッジ加工の
テクノロジーへの応用」
会 場:神奈川県立神奈川産業技術センター
2010年7月9日 第6回講演・見学会
テーマ:「相で操る大気圧プラズマの応用展開 -気相、固相、液相-」
会 場:千葉工業大学津田沼キャンパス
2011年2月25日 第7回講演・見学会
テーマ:「プラズマで脱臭」
会 場:(財)東京都環境整備公社 東京都環境科学研究所
2011年12月9日 第8回講演・見学会
テーマ:「大気圧プラズマが可能にする表面マジック」
会 場: 千葉工業大学津田沼キャンパス
【APP研究会に関するお問い合わせ】
事務局:千葉工業大学 工学部 生命環境科学科 尾上研究室内
〒275-0016 千葉県習志野市津田沼2-17-1
TEL& FAX: 047-478-0415
(委員長) 尾上 薫 (kaoru.onoe@it-chiba.ac.jp)
(連絡,HP担当) 福岡 大輔 (daisuke.fukuoka@it-chiba.ac.jp)
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