液相での晶析プロセスを題材として、結晶粒子群の核化および成長をいかにして操作として設計・制御してきたかを紹介する。過飽和の与え方、相図を使った操作点設計、時間的空間的な変調操作などの考え方は、相が異なっていても本質的な共通項は多いと思われる。液相晶析の知見と、良質な薄膜形成技術との接点を議論したい。