分科会について

代表挨拶

 本分科会は長谷部伸治先生(京都大学名誉教授)を代表として2008年に発足しました。前身のマイクロ化学プロセス研究会まで含めますと来年度で25年目と節目の年となります。
 私たちの目標は革新的な化学システムの構築に向けてマイクロ化学プロセス工学の発展と人材育成に貢献することです。マイクロ化学プロセスは微小スケールの特長を活かして前処理・反応・分離・精製などの化学プロセスを校正する様々な操作を高度に制御し,効率的な化学反応や製造プロセスを実現することが可能です。私たちは,この技術の発展を支援し,さまざまな産業におけるマイクロ化学プロセスの活用を推進していきたいと考えています。
 分科会では,情報の共有やディスカッションを通じて,メンバー同士の交流と学びの場を提供していきます。また,研究成果の発表や国際会議の開催など,さまざまな機会を提供して,本分野の発展に貢献していきます。私たちの活動には,皆様のご協力が不可欠です。皆様の経験や知識を分かち合い,意見を交換し,共に発展していきましょう。
 最後になりますが,私たちの分科会が皆様にとって有意義な場であり,新たな展開や可能性を広げるきっかけとなることを願っています。また,現状に満足することなく,今後も色々な方々のお力添えを頂き,皆様のお役に立つような活動を行うことを決意しております。どうぞよろしく御願い申し上げます。

2024年4月吉日

代表幹事 牧 泰輔

幹事(2024年4月現在)

 

  氏名 所属
代表 牧 泰輔 京都大学
副代表 川波 肇 産業技術総合研究所
副代表 松岡 亮 神戸製鋼所
庶務
(主)
福田 貴史 産業技術総合研究所
庶務
(副)
殿村 修 京都大学
会計 村上 裕哉 静岡大学
広報 浅野 周作 九州大学
顧問 武藤 明徳 大阪公立大学
顧問 外輪 健⼀郎 京都大学
顧問 桜井 誠 東京農⼯⼤学
顧問 ⽵林 良浩 産業技術総合研究所
顧問 ⼩野 努 岡山大学
顧問 浅野 由花子 日立製作所
  田中 仁章 横河電機
  安川 隼也 三菱ケミカル
  高木 道哉 花王
  山田 真澄 千葉大学
  渡邉 貴一 岡山大学
  村中 陽介 京都大学
  西山 靖浩 和歌山県工業技術センター

会則(平成23年7月1日制定・平成27年9月19日改定)

第1条 (会員および会員資格)
本分科会は公益社団法人化学工学会の反応工学部会に所属する個人会員または部会特別会員であって、マイクロ空間を活用した化学技術に関心のある者で、書面また電子メールにより本分科会への入会の意志表明と本分科会会員登録に必要な情報を開示し、幹事会で承認された者を以て構成される。

第2条 (設置目的)
本分科会の設置目的はマイクロ空間を活用した化学工学分野における学理の体系構築とこれを活用した各種装置開発および応用技術の発展に寄与する事とする。そのために必要な会員相互の交流を通じ学術的、技術的情報の交換およびこれらの向上を促す。

第3条 (事業内容)
本分科会は第2条の目的を円滑に達成するために以下の事業を行う。
(1) 討論会、講演会、シンポジウムの開催を通じた情報発信に関する事業
(2) その他第2条の目的の達成に有意義であると認められる事業

第4条 (幹事及び幹事会)
本分科会は第2条の目的を円滑に達成するために幹事および幹事会をおく。
(1)幹事は本分科会会員の互選により構成され、その再任は妨げない
(2)定例幹事会は年2回開催され、役付幹事の選出、事業計画、予算執行状況などを承認する
(3)幹事会の成立は幹事の過半数の出席を要件とする
(4)幹事会の決定となる承認または同意は出席者の過半数の賛成または同意を要件とする
(5)幹事が幹事会に出席できない場合であっても事前に賛否の意思を書面または電子メールなどで明確にすること決定に加わったと見なす事が出来る
(6)幹事会の承認または同意を以て本分科会の承認または同意とする

第5条 (役付幹事及び役付幹事会)
本分科会幹事会は常任の役付幹事として代表幹事、副代表幹事、庶務幹事、会計幹事をおく
(1) 役付幹事の任期は2年として、その再任は妨げない
(2) 定数は代表幹事1名、副代表幹事2名、庶務幹事1名、会計幹事1名とする
(3) 役付幹事会は役付幹事を以て構成し、幹事の選任や事業計画、予算執行状況など第4条(2)の定例幹事会に報告し承認を得る事項に関する検討を行う
(4) 代表幹事は幹事会及び本分科会を代表すると同時に外部及び反応工学部会との折衝にあたる
(5) 代表幹事は定例幹事会以外の臨時幹事会の開催および第4条(4)の決定方法を集合または書面もしくは電子メールによる持ち回りかを決定する
(6) 副代表幹事は代表幹事の指示及び特命により代表幹事を補佐するものとして、代表幹事がその任を果たせない時には任期末まで代表幹事の職務を代行する
(7) 庶務幹事は代表幹事の指示により第5条(2)の定例幹事会への役付幹事の選出、事業計画、予算執行状況について報告を行う
(8) 庶務幹事は会員情報の管理業務を行う
(9) 庶務幹事は定例または臨時幹事会開催に伴う事前および事後の業務を行う
(10)会計幹事は予算立案及び事業に伴う予算執行と会計管理業務を行う
(11)役付幹事会は分科会が事業の主催又は共催を行う際に必要に応じて幹事より担当幹事を選任し、役付幹事会の一員とすることができる
(12)幹事会に賛成または同意を受ける役付幹事会の決定は役付幹事全員一致での賛成または同意を原則とするが、全員一致に至らなかった場合には代表幹事の採決を以て役付幹事会の決定とする
(13)役付幹事および臨時担当幹事が所属する大学および研究機関、企業の方針と本分科会の設置目的が一致しない場合には速やかに役付幹事会に申し出て対応を協議するものとする
(14)代表幹事は定例または臨時幹事会開催時に第5条(4)および(5)、(11)、(12)ならびに役付幹事会の活動について報告し、幹事会より承認または同意を得るものとする

第6条 (会費及び会計監査)
会費及び会計に関しては以下の様に運営する。
(1)当分科会への参加費としての会費は当分科会会員から徴収しない
(2)第3条(1)(2)の当分科会が事業を主催及び共催行う際の参加費及び経費は必要に応じて徴収するがその金額および目的については幹事会で承認または同意を得るものとする
(3)本分科会会員がその所属の命において出張したとき、その出張が第3条(2)の事業と幹事会が承認した場合はその者の所属の出張規定に則して旅費および日当を本分科会から支給することができる
(4)反応工学部会または当分科会会員合計5名からの代表幹事への要請により会計監査の必要が生じた際に庶務幹事および会計幹事は必要な事務を行い、反応工学部会の要請にあっては反応工学部会が指名する者または幹事会会員2名および副代表幹事1名の会計監査を受ける

第7条 (会則の変更)
本分科会会則の変更は幹事会の承認又は同意をもって、行うことができる。

第8条 (付則)
本会則は平成23年7月1日に制定し、平成20年4月1日(本会設立日)に遡って施行する。